もちポケ記録

ポケモンで遊んでいます。下手の横好きでパーティ構築など書きます。

SVシーズン10 シングルバトル使用構築 (7447位 / レート1687)

もちと申します。

SVシーズン10お疲れ様でした!4桁乗れたので構築記事を書きます。



構築経緯

前シーズンの構築をベースとして、DLC解禁後は新ポケモンへの対応(特に炎・岩オーガポン)による環境の変化を意識して構築を修正しました。オーガポンへ対応を検討したり、前シーズンから引き続き課題となっていた鬼火サイクルへの回答を用意するなど、全体的にチューニングをしていきました。

takosavi.hatenablog.com

いわゆる対面構築です。各個体が幅広い相手に対応できること、相手がサイクルすることへのリスクをつけられることを意識しています。

個体紹介

カイリュー

テラスタイプ: ひこう
実数値: 167(4)-204(252+)-115-x-120-132(252)
特 性: マルチスケイル
持ち物: こだわりハチマキ
技構成: げきりん・テラバースト・じしん・しんそく

前シーズンから続投のエースです。シンプルに強くて、もはや語ることがありません。改めてマルスケって偉大だと思いました。

今シーズンは逆鱗をよく打ったと思います。Aボタン押してるだけで試合が終わることも少なくなかったです。

オーガポン(いしずえのめん)

テラスタイプ: いわ
実数値: 155-172(255)-105(4)-x-116-178(252+)
特 性: がんじょう
持ち物: いしづえのめん
技構成: ツタこんぼう・ウッドホーン・はたきおとす・でんこうせっか

対面構築らしいポケモンとして採用しました。ミラー意識で最速です。オーガポンミラーはほぼ制してくれたと思います。

理論上カイリューにも強いはずでしたが、カイリュー側のメタも厳しかったです(特に鋼テラス)。水ウーラオスにも強いはずでしたが、実際はスカーフ水テラス水流連打で上からワンパンされるのが非常に嫌でした。純粋に水テラスタルが耐性優秀であり、こちら目線ではウーラオス対面有利な手持ちを失った状態となるため、テラス切らせたアドバンテージよりも失うものが多いというのが実態でした。

叩きはサーフゴーへの打点になるほか、回復手段を奪うなどいぶし銀の活躍でした。電光石火はかなり安心感があるので入れておいてよかったと思いつつ、草分けなら勝ったといえる試合は多かった印象で、もう少し突き詰められたと思います。

ウルガモス

テラスタイプ: かくとう
実数値: 192(252)-x-111(204)-156(4)-126(4)-138(44+)
特 性: ほのおのからだ
持ち物: オボンのみ
技構成: ほのおのまい・テラバースト・ちょうのまいあさのひざし

  • H: ステロ踏んで即オボン発動するため4n
  • S: +1で136族抜き
  • HB: 余り

配分は前シーズンと同じで、パオジアンへの後投げから試合を作る使い方が基本です。採用率圏外の格闘テラスにした目的は、鬼火サイクルへの回答としてヒードランに打点を持つこと、呼びやすい岩オーガポンを封じることです。滅多にありませんでしたがラウドボーンが来たら泣いていました。

ちなみにヒードラン対面の立ち回りのポイントは、交代への安定択を兼ねて一度素のテラバーストを打つことです。ヒードランに打点がなく窮屈に立ち回っていると認識させて居座ってもらい、日差しのPPが切れるまでたくさん蝶舞してからテラスタルを切って全抜きするとよいと思います。

サーフゴー

テラスタイプ: ひこう
実数値: 163(4)-x-115-185(252)-111-149(252+)
特 性: おうごんのからだ
持ち物: こだわりスカーフ
技構成: ゴールドラッシュ・シャドーボール・トリック・じこさいせい

もっこ3体(結果的にほぼいませんでしたが)に強いので必要性を感じつつ、オーガポンの上をとれないようではあまりにも動かしづらいと思ったのでスカーフにしました。過去に育成した個体そのままなので深い意図はないですが、スカーフ・飛行テラスともにケアされにくかったようで意外と使いやすかったです。

強かったですが、対面性能としてはスカーフでビックリさせる以上のことはできないので、もう少しサイクル性能が高いポケモンと組ませるべきだったかなと思います。

ハバタクカミ

テラスタイプ: フェアリー
実数値: 145(116)-x-106(244)-171(124)-156(4)-173(20+)
特 性: こだいかっせい
持ち物: ブーストエナジー
技構成: ムーンフォースシャドーボール・めいそう・みがわり

もともとキョジオーンがいた枠に雑に採用しました。キョジオーンやドヒドイデを封じる動きは非常に強かったです。単体としては決して弱くなかったですが、並びの中での役割はあまり考察せずに使っており、あまり語ることがありません。。。

配分は以下記事を参考にしました。重ねてになりますが私が考察できていないから使いこなせていないだけで、配分はそのものは優秀だと考えています。ちなみに一度仲間大会で使ったことがあり、個体はその流用です。

hipoke.hatenablog.com

パオジアン

テラスタイプ: ゴースト
実数値: 155-172(255)-100-x-86(4)-205(252+)
特 性: わざわいのつるぎ
持ち物: きあいのタスキ
技構成: つららおとし・かみくだくせいなるつるぎこおりのつぶて

襷が余ったのでテンプレ型で使いました。ステロ撒き代表であるディンルーに圧をかけられる点がよかったです。対面性能は高く上振れもあるので無難に強かったですが、素早さ操作に苦戦させられる機会が多かった印象でした。

選出・立ち回り

対面構築なので、通りがいい3匹を都度選んでいました。ステロ展開に弱い分、ステロ撒かれる以上にアドバンテージをとることを意識し、ディンルー入りには初手パオジアン、コノヨザル入りには初手カイリュー(よく命懸けされますが。。。)を優先的に選んでいたと思います。ヒードラン入りには少し無理にでもウルガモスを選出しました。

結果・感想

4桁乗せられたことは満足しています。最終順位は歴代2番目に高かったです。構築そのものはまだまだ反省点が多いですが、来シーズンにも活かせそうな学びが多く得られたと思います。

成績悪かった言い訳みたいになってしまい見苦しいかもしれませんが、今シーズンは正直なところ結果残そうと意気は全然ありませんでした。今シーズンの結果につながったきっかけは間違いなくポケモン通話です。誘われていなかったら全く潜らなかったでしょう。一緒にランクマを楽しむ良き友人を得られたことが今シーズン最大の収穫でしょうか。

このような背景もあり、今シーズンはあまり気張らずに取り組むことができました。普段の成績からいって4桁乗るかどうかくらいでかなりプレッシャーがかかるのですが、心穏やかに4桁に乗せられたことはいい経験になりました。今後ポケモンランクバトルを楽しむうえで重要な経験となったと思います。

本構築について気になることがございましたら X (Twitter) @takosavi へお声かけください。最後までお読みいただきありがとうございました!

もち (@takosavi) / X