会社の同僚で開催されたポケモン大会「第4回ルーレット杯」に参加しました。「ルーレットで決めたタイプ制限で対戦する」という特殊ルールの大会です。
今回はルーレット運が良すぎたので並びのガチ感がすごいですが、そこそこ細かいメタも考えて構築を作ったので、記念に記録を残しておこうと思います。
大会ルール
- 事前に5回抽選してタイプを決め、複合タイプ含め決められたタイプ内でパーティーを作る
- 重複しても再抽選はしない。人によっては4タイプ以下になることも。
- テラスタイプは自由
- 禁止伝説だけNG
- あとはいつものシングルバトル
今回私が使えるタイプは「炎・格闘・ゴースト・悪・フェアリー」となりました。他参加者が使えるタイプは次の通りでした。
- 虫・エスパー・ドラゴン・悪
- 飛行・毒・悪・ドラゴン
- 草・飛行・格闘・フェアリー
- ノーマル・炎・地面・ドラゴン・フェアリー
- ノーマル・草・水・岩
構築経緯
バシャーモの通りがよさそうだと思ったので軸としました。
パーティパワーが稼げるタイプを引けたので、対面的な構築を組むことにしました。対面的に強く動けつつ、貴重なステロ枠でもあり一度使ってみたかったコノヨザルを採用しました。
その後はとりあえず強そうで通りも悪くなさそうな一撃ウーラオス・ハバタクカミ・イーユイ・ミミッキュを採用しました。ここからは対戦相手に想定されるポケモンに対してストッパーになれることを意識して型を決めていきました。全体的な方針としては以下の通りです。
- ガチグマ
- 軸を含め格闘タイプがたくさんいるので、早めにテラスタルを切らせて特殊高火力で押し切る。
- キョジオーン
- 使われそうなので徹底的にメタる。見えづらい隠密マントと、場合によっては呪いや命懸けによる処理ルートを用意する。
- カイリュー
- ステロからのフェアリー打点
- カジリガメ
- 止まらなくなるおそれがあるので処理ルートを複数用意する。
個体紹介
バシャーモ 陽気 A252 B4 S252
自分で抜いていくタイプのバシャーモ。ランクバトル使用率ではバトンタッチ型が半分以上ということで、そのまま攻撃される動きは意表はついていたようでした。エースらしくしっかり活躍してくれました。
ブレイズキックにするかフレアドライブにするかは最後まで悩みましたが、全抜き性能を高めるためブレイズキックにしました。残念ながらバシャーモの裏が信頼しきれないことが多かったので、結果的にブレイズキックでよかったと思います。ただし外す可能性は常に過るのでドキドキしました。
コノヨザル 陽気 H252 S252 B4
全試合に出した初手要員。ステロ・電気玉投げつける起点作りから、命懸けによる起点回避まで器用に立ち回れ、対面駒でもあり起点作りでもある優秀なポケモンでした。麻痺運にはかなり恵まれたと思います。
ミミッキュ 陽気 H4 A252 S252
直前に思いついた怪しいミミッキュ。草テラスウッドハンマーでカジリガメやカマスジョーのストッパーとなれるほか、詰ませ系のギミックに対する崩しとして採用しました。後投げで能力アップをコピーできるのがおしゃれポイント。
ちなみにテラスタルすると鈍いになることをうっかりしたプレイングをしましたが、結果的には噛み合った場面もあったので、ちゃんと理解して使えばアリかもしれません。
ウーラオス (いちげきのかた) 意地っ張り A252 B4 S252
キョジオーンを代表とする受けを正面から崩す役。ランクバトル用に育成した個体をそのまま採用しました。当然キョジオーンサイクルには滅法強かったです。つい頼りたくなるポケモンですが、先制技は切っているので対面性能は高くなく、このポケモンに頼りすぎるのがこの構築の弱点だったと思います。
ちなみにゴースト・フェアリーが目立ちすぎるのと、最近のウーラオスは連撃が多いこともあってか、結構忘れられていたようです。
イーユイ 控えめ H4 C252 S252
強いはずなのでボックスにいた個体を適当に入れました。選出した試合はイーユイ出す前に終わってしまったのですが、オノノクスが跋扈する環境でスカーフや竜舞で簡単に縛られたので、最速のほうがよかったと思います。
ハバタクカミ 臆病 H4 C252 S252
直前に思いついて急いで育成しましたが、一度も選出しませんでした。絶対にメタられるので素早さは甘えずに最速。すいすいやからやぶのカジリガメや、カマスジョーの上をとれる最速ブーストエナジーを草テラスタルで採用し、ストッパーとしての働きを期待しました。ダメ計もせずに入れたので本当に活躍したかどうかはわかりません。
所感
勝率1位でした。さすがに抽選運が良すぎましたが、それを活かすことができた点はよかったです。いいところで麻痺も引けたので上振れも大きかったと思います。
あまり使う機会がなかったバシャーモを強く使えたことや、以前から使おうと思っていたコノヨザル、ボックスに眠っていた資産も活用できてよい機会でした。
運次第で不平等が押し付けられるこの制限ルールは仲間内だからこそ採用できるように思いますが、考察の余地があってとても楽しいので、また機会があれば参加したいと思います。