もちポケ記録

ポケモンで遊んでいます。下手の横好きでパーティ構築など書きます。

SVシーズン3 シングルバトル使用構築 (12829位 / レート1733)

もちと申します。

SVシーズン3お疲れ様でした。今回も思い出として構築を記録に残します。使いながら課題は感じつつも、自分としては使いやすい構築に仕上がったと思います。

しばらくレンタル公開しておきますので、興味ありましたら使ってみてください。公開終了しました。

構築経緯

前期はセグレイブにかなり苦労させられたので、今期は勉強のためセグレイブを積極的に使うことにした。いろいろな型を試した結果、炎テラスタルチョッキセグレイブの使用感がよかったので採用。

パラドックスポケモン解禁ということで、せっかくなので1匹以上入れた構築を組みたいと考えた。気になるものを何匹か試した中で、見た目も性能も気に入ったハバタクカミを採用。

この2匹は多くの相手に強いと思ったので構築軸とした。自分が好きな対面的な動きを基本として、流行へのメタを埋めていった。

  • 流行のセグカミラッシャに強めな襷マスカーニャを採用。
  • キノガッサ・キョジオーンに対する立ち回りを楽にできる隠密マントサーフゴーを採用。
  • サイクル構築相手には強力な受けポケモンで受け止められる展開も避けられなかったため、こちらもある程度サイクルに対応できるようクッションとしてアーマーガアを採用。
  • ここまでの並びで重いと感じたテツノドクガ対策としてドラパルトを採用。

個体紹介

セグレイブ

テラスタイプ: ほのお
特 性: ねつこうかん
実数値: 207(132)-216(252+)-121(68)-85-108(12)-113(44)
持ち物: とつげきチョッキ
技構成: つららばり / きょけんとつげき / こおりのつぶて / テラバースト

H: 16n-1
HBD: チョッキ込み耐久指数最適
S: 最速50族抜き

構築軸。流行りのチョッキセグレイブ。やはり対面性能は折り紙付きだと感じた。

炎テラスタルの採用率は低めだが、環境に数多くいるハバタクカミ・テツノドクガ・ハッサムに対して耐性を獲得でき、かつセグレイブ対策として使われる「浮いている鋼」に強い点を評価した。特にドクガにはチョッキ込みでも炎テラス眼鏡オーバーヒートでワンパンされるので、半減にすることで安定して動かすことができる。地面テラスタルと比べると汎用性は劣るものの、意表をつける場面は多かったと思う。

配分はAS準速なども試したが、耐久に寄せたほうが受け出しが安定するため好みだった。Sは構築単位で重いドドゲザンを抜く調整という名目だが、どちらかというと遅いセグレイブ抜きを意識した。

対面性能は気に入っているものの、テラスタル後もステロに弱いのでサイクルできず居座りを強要されることも多かった。その上、氷・炎の技範囲で対応したい範囲が広すぎて、役割集中で負けに至るケースが多く、構築の甘さが出たと思う。

ハバタクカミ

テラスタイプ: フェアリー
特 性: こだいかっせい
実数値: 131(4)-x-75-187(252)-155-205(252+)
持ち物: こだわりメガネ
技構成: ムーンフォース / シャドーボール / サイコショック / マジカルフレイム

有利対面作ると1匹持っていく高速高火力。フェアリーの一貫性がすごいのでムンフォ押してるだけで終わる試合も。

パラドックス同士の打ち合いではフェアリー打点と特殊耐久が生きる点が優秀だと考えた。シーズン序盤はテツノツツミも愛用していたが、特殊耐久の低さが仇となるケースが多く、ハバタクカミに分があると判断。

後半は先制技の圧が強くなってきたことと、テツノドクガ入りにはサイコショックを使うか択が発生して一貫しづらいことからあまり選出せず、軸としては腐り気味だった。セグレイブの過労を考えるとドクガなど他の特殊アタッカーのほうがよかったような気がする。

マスカーニャ

テラスタイプ: くさ
特 性: へんげんじざい
実数値: 151-178(252+)-91(4)-x-90-175(252)
持ち物: きあいのタスキ
技構成: トリックフラワー / はたきおとす / ふいうち / けたぐり

セグカミラッシャどれでも対面勝てるマスカーニャ

実質格闘タイプ。けたぐりでセグレイブをワンパンできるので初手に置きやすかった。ただし最終盤は襷セグレイブによく遭遇し、返り討ちに遭うこともあった。スカーフには当たらなかったのでセーフ。

襷枠はテツノブジンも試してみたものの、結局マスカーニャを使いたくなって戻ってきてしまった。可愛いから仕方ない。

アーマーガア

テラスタイプ: じめん
特 性: ミラーアーマー
実数値: 205(252)-107-172(252+)-x-106(4)-87
持ち物: ゴツゴツメット
技構成: アイアンヘッド / とんぼがえり / ちょうはつ / はねやすめ

今シーズンのMVP。クッションながら後出しから1匹倒すこともしばしば。

アイアンヘッド採用が環境適応の一手。セグレイブへの打点となることはもちろん、特殊打点として後出しされるハバタクカミに対し、一発耐えて返しのアイへでワンパン、という流れが非常に多かった。もちろんヘイラッシャも挑発+ゴツメで処理可能。

とはいえ技選択は難しく、特にドクガ入りに対しては蜻蛉返りが押せなかっただけで一気に不利展開をとることになった。蜻蛉返りが裏目になるリスクを小さくすることを構築・選出から考える必要がありそう。

テラスタイプ地面はたまたまレイドバトルで捕まえたものだが、眼鏡ジバコイルを詰ませて勝ちを拾った試合もあったので悪くはないと思う。

サーフゴー

テラスタイプ: ひこう
特 性: おうごんのからだ
実数値: 191(228)-x-153(196+)-156(20)-114(20)-110(44)
持ち物: ゴツゴツメット
技構成: ゴールドラッシュ / シャドーボール / わるだくみ / じこさいせい

この動画と同じ: サー●フゴーでセグレイブ×ハバタクカミの対策を対策する【ポケモンSV】 - YouTube

深く考えずに搦手対策できるため、昨シーズンから引き続きお世話になることにした。

主にキョジオーン・キノガッサ・アラブルタケ対策。キョジオドオーはよく見かけたので、アマガとコンビでTODを狙いにいった。

飛行テラスタルを切りたくなる場面が多いため、セグレイブと同時に選出するかどうかは慎重に判断した。アラブルタケに対しては確実に、キノガッサは交代読みで地ならしを撃たれた場合に切ることになる。キョジオーンも地割れが見えたら。

マスカーニャ・アーマーガアでも対応できる場面が多かったので、そろそろ卒業したほうがいいのかもしれない。でも好きなので今後も使いそう。

ドラパルト

テラスタイプ: でんき
特 性: すりぬけ
実数値: 163-172(252)-95-108-96(4)-213(252+)
持ち物: いのちのたま
技構成: ドラゴンアロー / ゴーストダイブ / テラバースト / ふいうち

テツノドクガがいるとセグレイブが過労で倒れるため、テツノドクガを倒せる補完枠として採用。結果的に並びのSラインがとんでもなく高くなった。

シンプルな珠陽気ASながら、耐久無振りテツノドクガをドラゴンアローで確定1発、H4振りハバタクカミをテラバーストで確定1発と、火力は必要十分。珠が絶妙な選択で、択を生みやすい鉢巻は不要と判断した。

同じ狙いでDSイダイナキバを使っていたが、狙いがバレバレでヘイラッシャにすぐ引かれたのでボツ。一方ドラパルトは相手目線では型を読みづらく何をしてくるかわからないポケモンだから、自分目線での択はあまり気にせず、堂々と突っ張ることを心がけた。

テラスタイプはヘイラッシャ意識で電気。迷ったら交代もケアしてテラバーストを使っておけばだいたい大丈夫。

たまたま思いついて最終日から投入したが、テツノドクガは狙い通り倒せるし、セグレイブ・ハバタクカミの並びも全部破壊してくれたりと素晴らしい活躍だった。

選出・立ち回り

基本選出は決めていなかったが、「マスカーニャ・セグレイブ・@1」の選出が多かったと思う。特に以下を意識して選出した。

  • ラスタルを使いたいポケモンが多いので、被らないように注意する。
  • ゴースト3枚ゆえドドゲザンを呼びやすいので、マスカーニャ・セグレイブ・アーマーガアのいずれかで面倒を見られるよう控えておく。
  • テツノドクガは一応セグレイブでもみられるが、役割集中で崩れる恐れがある場合はドラパルトを選出。

重かった相手

  • ステロ + ドドゲザン
    • 無理。剣舞型は特に。
    • ステロ展開自体がキツめだったが、全体的に少ないと感じており、来ないことを祈っていた。
  • イルカマン
    • 水の高火力を止められるのが強いて言えばセグレイブだが、炎テラスタルと相性も悪く有効打も乏しい。
    • ヘイラッシャやHBロトムが採用される理由がよくわかった。
  • ジバコイル
    • 地面打点がないため倒しづらい。
    • セグレイブ対面では地震を警戒してテラスタルを切らせることはできるが、水テラスタルが多いため、いずれにせよ有効打を用意しづらい。マスカーニャが控えている展開になりづらいのも難点。

結果

SV最高順位を更新できました!特に最終盤に採用したアーマーガア・ドラパルトの活躍が光り、運にも恵まれました。

前シーズンはHBウルガモス、今シーズンはアーマーガアと、クッションポケモンが活躍を続けています。今まで対面構築を好んで使っていましたが、もしかすると受け寄りのポケモンのほうが手に馴染むのかもしれません。今後は新しい系統の構築にもチャレンジしてみたいと思いました。

一方で4桁帯の対戦相手には全然勝てず、このあたりに壁がありそうだなとも感じました。実力が把握できたことはよかったですし、少しずつ上手になれればいいなと思います。

本構築について気になることがございましたら Twitter @takosavi へお声かけください。最後までお読みいただきありがとうございました!